はりねずみのワインセラー

「これ飲んだな美味しかったな」「これ飲んでみたいな気になるな」を集める架空のワインセラーです。

Fondo San Giuseppe Collanima Ravenna IGT 2014

きりっとしているけれど、ミネラル分もしっかり感じられ、美味しい。よく冷やして飲みたい。

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農学研究を勉強しアンジェロ・ガジャの周りでワインの専門家として成長してきたステファノ・バリアーニにとってフォンド・サン・ジュゼッペは現実に叶った夢です。2008年に彼はロマーニャ地方の一角に、林の緑に覆われ人の手が入っていない理想の地を見つけました。人間が自然のバランスを崩してしまっては、出来上がるワインの質に影響が出るため、そのような理想の土地が必要でした。

FONDO SAN GIUSEPPE – ワインの国イタリア スローワインとピエモンテ州ワインの逸品

 

Domaine Philippe Rossignol Fixin Rouge 2012

美味しかった。好みだというのもある。気持ちに合っているというのもある。

こういうのには敵わない、というのもある。こんなのをグラスで飲ませてくれるビストロはそうそうない。年内の仕事の山場を終えるに相応しいワインだった。「引き締まったタンニンやミネラル感とともに華やかな芳香が香り立つ、濃縮感たっぷりの味わい」、そう表現するのか。とりあえず、その前に飲んだニュイ・サン・ジョルジュより酸味がなく、パンチがあって好きだってことはわかるぞ。

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このドメーヌが所有する畑は、AOCジュヴレに囲まれたAOCブルゴーニュの区画、フィサン1級に接するコート・ド・ニュイ・ヴィラージュの区画、マジ・シャンベルタンに接する1級レ・コルボーの区画等、同等クラスの中でもより優れた区画を積極的に取得しています。

Philippe Rossignol フィリップ・ロシニョール
ジュヴレ・シャンベルタンにフィリップ・ロシニョールが開業したドメーヌ。実家は代々ジュヴレ村で農業を営んでいましたが、姉のジョセフ・ロティとの結婚を機に、彼もそのドメーヌを手伝うことになり、5年間畑仕事と醸造を経験。1976年に19歳の若さで独立を果たします。親から受け継ぐ畑が無かったからこそ、取得する畑はより良い区画、ワンランク上の畑に接する区画を積極的に選んで入手してゆきます。
「とにかく葡萄が大切。流行は追わない。」というフィリップは、熟成して美味しいワインを今でも造り続けている、強面の頑固職人的ヴィニュロン。
「たった1回の試飲でワインに点数をつけるなんておかしい。」とアメリカの ワインガイド誌には批判的。現在ではジュヴレ村の栽培者組合のテイスティング長も務め、後進の指導にも尽力しています。

gloutonverre-online.com

【コラム】バーカロ

先日、巣鴨のイタリアンで企画された、バーカロというイベントに行きました。いわゆる立ち飲みなのですが、ヴェネチアではグラスを持って朝から何軒もまわるイベントのよう。ちょっと、シャルソンを思い出しました。

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madamefigaro.jp

viviane-a.blog.so-net.ne.jp

ベネチアでバーカロをはしごしてみた | mini trip

辻調おいしいネット / La mia mamma ! Italia !! 〜ラ・ミーア・マンマ! イターリア!!〜

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Chantereves Pommard 2015

今日は、シャントレーヴの試飲セミナーに少しだけ参加しました。栗山明子さんという日本人女性が作っているワインだそうで、ご本人が来店され、説明をしてくださる貴重な会でした。彼女は、最近、ウォール・ストリート・ジャーナル誌の中で「ブルゴーニュのこれから注目すべき生産者の特集」にも選ばれたようです。
 

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5種類試飲して、私は左のシャルドネと、右のポマールが好きだったので、クリスマスプレゼントにお渡しする用と、年末に自分が飲むよう、久々ワインを買いました(自分用は預かってもらっています)。

さて、自宅のワイングラスを処分してしまったので、どうしようかなと考え中です。お店に持ち込んで飲ませてもらうのもありかもしれません。

 

自宅で飲まない、お酒を置かないと春に決めてから、案外それでもやってこれました。きっかけは、4コマから6コマに授業が増え、生活習慣を整えようかなと思ったことでした。結果的に、外で飲むわけで、断酒しているのではないですが、週3程度の飲酒ペースかと思います。美味しいワインだけを飲む、という気持ちが強くなりました。

実は、ポマールは、私がとても思い入れのあるワイン。阿出川さんから初めて、きちんとワインを買ったのもポーマールでした。先入観なしのつもりでも、ニュイ・サン・ジョルジュよりポマールの方が、今日も好きだなと思ってしまいました。なんなのかわかりませんが、今度、阿出川さんにその話をするのを楽しみにしています。

アサヒヤワインセラーさんありがとうございました。

harinezumi-winecellar.hatenadiary.com

Musso Pinot Noir 2016

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1911年、創業のスペインのムルシアというところ(東南部)にあるワイナリーだそうですが、現在はワイン醸造家、ソムリエなど若者が参加し、プロフェッショナルチームとして取り組みを行なっているそうです。フランスのピノと比べると、果実味が強いですが、甘いという感じはありませんでした。透明感があり、美味しかったです。

シラーとかシャルドネとか、いろいろな種類の葡萄でワインを作っているようで、ラベルもそれによって異なる動物の柄みたいです。気にしておきたいと思います。

 

ワイナリーのHPがおしゃれ。最近、こういうのを読むのも楽しみ。

Casa Rojo