はりねずみのワインセラー

「これ飲んだな美味しかったな」「これ飲んでみたいな気になるな」を集める架空のワインセラーです。

【コラム】フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の文化と料理とワインの会

ワイン紀行はいったんおやすみ。先日、東京で参加した、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の文化と料理とワインの会について書きます。フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州は、北にある国境付近のエリアです。

f:id:hari_nezumi:20180407012415p:plain

フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州は北側はアルプル山脈とオーストリアに接し、南側はアドリア海に面し、 東側にはスロベニアに隣接する国境の州で、ドイツ、オーストリア、ラテン、スラブ文化の影響を強く受けているエリアなんだそうです。また、トリエステ港が交易の要所だったことから、スパイスを使った料理も多いと聞きました。

 

今回も扉を開けるとシナモンの香りが!

今回の会は、目黒にあるアンティカ・オステリア・ベリッターリアで行われました。在日フリウリ人の方がたくさん集まったので、活気がすごかったです。フリウリの歴史や文化のお話を聴きながら、クラシックな地元料理を楽しみました。特にポレンタとオルゾ(米でつくるリゾットではなく大麦でつくるリゾット的なもの)、煮込み、よかったです。ワインは泡・ロゼを除いて白!でも飲み疲れません。チチニスは、別格で素晴らしかったです。

f:id:hari_nezumi:20180405220241j:plain

ATTEMSのワイン醸造家さんが来日されており、ワインの説明をしてくださいました。アンティカ・オステリア・ベリッターリア様、日本リカー様、フリウリ協会の皆様、他ご参加いただいた皆様、とても楽しかったです。ありがとうございました。

f:id:hari_nezumi:20180405194133j:plain

f:id:hari_nezumi:20180405210508j:plain

www.nlwine.com

f:id:hari_nezumi:20180407013843j:plain

f:id:hari_nezumi:20180405191601j:plain

 

サンダニエーレのサルミ

プロシュート(左)とスペック(右)

f:id:hari_nezumi:20180405190830j:plain

f:id:hari_nezumi:20180405193040j:plain

 

焼いたポレンタに肉が乗っています。

f:id:hari_nezumi:20180405193825j:plain

f:id:hari_nezumi:20180405193339j:plain

 

そしてこれもポレンタです。こんなにゆるやかなものは食べたことがなかったですが単独で美味しいです。

f:id:hari_nezumi:20180405200040j:plain

 

白ワインとフリーコ。今回、お料理のお目当てはこれでした。

 

f:id:hari_nezumi:20180405195345j:plain

f:id:hari_nezumi:20180405201248j:plain

 

チャルソンス!最初は何だ?と思ったパスタですが、ちょっとクセになるんです。シナモンが使ってあって少し甘い、不思議なパスタです。

f:id:hari_nezumi:20180405203637j:plain

 

オルゾ。絶品でした。

f:id:hari_nezumi:20180405203151j:plain

f:id:hari_nezumi:20180405205825j:plain

 

f:id:hari_nezumi:20180405210429j:plain

f:id:hari_nezumi:20180405212801j:plain

f:id:hari_nezumi:20180405221538j:plain

f:id:hari_nezumi:20180405205553j:plain

#フリウリ #attems

【コラム】イタリアワイン紀行(3)パドヴァのトラットリア

どんどん雑になっていきそうな気もしますが、記憶の薄れないうちに書いていきます。

パドヴァ県ヴェネト州にあります。大学もあるし歴史もある、シックな街でした。その後行ったどの街に比べても、落ち着きがあってクラシックな感じがしました。

f:id:hari_nezumi:20180406233535p:plain

 

アンティカなお店に行きました。

www.osteriadalcapo.it

f:id:hari_nezumi:20180316173909j:plain

 

全く知らないイタリアンがそこにはありました。馴染みがなすぎでした。

f:id:hari_nezumi:20180316173848j:plain

f:id:hari_nezumi:20180316173840j:plain

 

なんか、ほぼ南蛮漬けみたいなやつです

f:id:hari_nezumi:20180316195236j:plain


レバーですがクセがないです。

f:id:hari_nezumi:20180316195238j:plain

 

ワインはわからないなりにこれを頼みました。土地のものっぽいです。

f:id:hari_nezumi:20180316195656j:plain

ニョッキです。葱感でさわやかな味わい。f:id:hari_nezumi:20180316201514j:plain

またしても全く食べたことのないトリッパです。横にあるのはポレンタですよ!

 

イタリアにおけるポレンタの幅広さ、奥深さに、この旅の後、私は唸ることになります。

f:id:hari_nezumi:20180316201612j:plain

f:id:hari_nezumi:20180316203725j:plain

【コラム】イタリアワイン紀行(2)ブレシアのワインショップ

ブレシアのつづきです。

harinezumi-winecellar.hatenadiary.com

ブレシアの街中でいい感じの酒屋さんを発見しました。中にレストランも併設されていて、みんな美味しそうなパスタを食べていました。ぐっとこらえて店内を散策します。

f:id:hari_nezumi:20180316134305j:plain

f:id:hari_nezumi:20180316134317j:plain

 

調べたら、いい感じのチェーンでした。

なるほど、だからイタリア全土のワインがあり、イタリア全土に配送もできるのかと納得、当然、instaとFacebookをチェックです。

www.signorvino.com

f:id:hari_nezumi:20180316133621j:plain

f:id:hari_nezumi:20180316133631j:plain

f:id:hari_nezumi:20180316133724j:plain

f:id:hari_nezumi:20180316134057j:plain

 

f:id:hari_nezumi:20180316134118j:plain

 

ここでは、こちらを買いました。

f:id:hari_nezumi:20180317164221j:plain

【コラム】イタリアワイン紀行(1)ブレシアのトラットリア

えいやとやらないとやれなそうなので、ここにまとめていくことにしました。イタリア紀行、第1箇所目のブレシアBrescia)というのは、ミラノ(Milano)から電車に乗ってちょっと行ったところにある、ロンバルディア州の街です。何故ブレシアに行ったかと言えば、それは夜にミラノに着いたがミラノの宿が高かったので、翌日の目的地との間でどこかずらしてみようと思ったからです。

f:id:hari_nezumi:20180405012532p:plain

ミラノから列車に乗ります。

f:id:hari_nezumi:20180315201657j:plain

 駅前にホテルを取りました。駅から市街地が少し離れています。といっても小さな街、10分、15分歩けば中心に行けます。

知人に教えてもらったリストランテやトラットリアから、最も気になったところを。とりあえず場所確認と翌日の予約でと思ったら、ディナータイムに間に合ってしまいました。雨の中濡れていたので、早速入ります。

 

訪問先は、TRATTORIA URBANA IL MANGIAFUOCO です。

mangiafuoco.mysnapper.com

f:id:hari_nezumi:20180315221628j:plain

良い雰囲気。

f:id:hari_nezumi:20180315223400j:plain

ワインはこれを選びました。

f:id:hari_nezumi:20180315223336j:plain

f:id:hari_nezumi:20180315234656j:plain

 

パスタ:Casoncelli Bresciani with Butter and Sage

Casoncelli (カソンチェッリ)ロンバルディアのパスタらしいです。

f:id:hari_nezumi:20180315223933j:plain

f:id:hari_nezumi:20180315225930j:plain

サルシッチャとフンギとポレンタ

f:id:hari_nezumi:20180315223945j:plain

クレームブリュレ

f:id:hari_nezumi:20180315233220j:plain

 

f:id:hari_nezumi:20180315222757j:plain

f:id:hari_nezumi:20180315222804j:plain

f:id:hari_nezumi:20180315222812j:plain

f:id:hari_nezumi:20180315222821j:plain

f:id:hari_nezumi:20180315222828j:plain

f:id:hari_nezumi:20180315222845j:plain

翌日は晴れたので散歩しました。古い劇場後など遺跡も見られる、落ち着いた良い街でした。

f:id:hari_nezumi:20180316114942j:plain

f:id:hari_nezumi:20180316130323j:plain

 

他にもチェックしてあった店は下記です。

www.osteria-delsavio.com

www.miramontilaltro.it

 

ロンリープラネットのリンク

www.lonelyplanet.com

【コラム】抜栓後何日目

とあるカンティーナ(ワイナリーのことですがイタリア語です)について知りたい、と話したら、いつものお店で2種類のワイン(白発泡・赤)を出していただきました。しかし、どちらも抜栓後3日目が美味しいと聞いてしまったので、なんとか3日後に来てみたくなりました。

 

◆抜栓直後

微発泡の白ワイン、これでも十分美味しいのですが…

f:id:hari_nezumi:20180214213729j:plain

 

◆抜栓後3日目

泡は消えているのに、うまみがぎゅぎゅっとなっていてすごい。なんだこれは。

f:id:hari_nezumi:20180216211856j:plain

 

ちなみに、これは別のカンティーナ、抜栓して6日くらいたったものだそうです。

ありえない美味しさ。また新しい境地か。

f:id:hari_nezumi:20180216214919j:plain

 

Story Ridge Vineyards Panamera Chardonnay 2016

西新宿のbarで飲んだ、カリフォルニアワイン。シャルドネ

f:id:hari_nezumi:20180206195511j:plain

ブドウ品種: シャルドネ
味のタイプ: 辛口
提供温度: 10 -12℃

テイスティングノート
黄金色を呈し、マイヤーレモン、リンゴ、梨の活き活きとしたアロマが立ち上り、バニラとスパイシーなシナモンの含みがする。熟した梨、マイヤーレモン、クリーミーなバタースコッチの芳醇な風味を示し、テクスチャーは豊かでまろやかで、キリッとした後味を伴う。
相性の良い料理:ハーブチキンのオーブン焼き、グリルまたはボイルドサーモン、マカロニ&チーズ、シーザーサラダと、最高の相性を持つ。グラスに注いで、それだけでも楽しめる。

ALC 13%

生産地の詳細情報: アメリカ合衆国 >> カリフォルニア >> ナパヴァレー
生産者の詳細情報: ストーリー・リッジ・ヴィニャーズ

 

f:id:hari_nezumi:20180206193929j:plain