【コラム】イタリアワイン紀行(4)ボローニャのトラットリア
ボローニャはエミリア・ロマーニャ州の街です。世界最古の大学と言われる、ボローニャ大学があります。街は若々しく明るい印象でした。
赤の街、と言われるボローニャ。
今回ご紹介するのはこのトラットリア。
実は、2回行ってしまうほど気に入ったので、今回は、複数人、2回分の食事とワインが合わさっています(ので分量多いですがそういうことです!)
まずはメニュー。
ワインはこちら。
とても美味しかったランブルスコ(この地域の赤の泡)
料理はこんな感じ。
◆前菜
サルミの盛り合わせとニョッコフリットとスクアックローネというチーズ。
◆PRIMI PIATTI
伝統的な郷土料理を攻めています。
ブロードに入ったトルテリーニ。
タリアテッレラグー。タリアテッレが分厚くて、ラグーと絡みます。
グラミーニャサルシッチャ
この日の特別メニュー。緑のトルテッリ、ポルチーニのソース。この緑の皮に何が練り込まれているのか知りたかった。少し苦味がある。
◆SECONDI PIATTI
鶏と野菜
ボローニャ風カツレツ
◆デザート
なんと奥では料理教室が行われていました!次回はチェック??
【コラム】フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の文化と料理とワインの会
ワイン紀行はいったんおやすみ。先日、東京で参加した、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の文化と料理とワインの会について書きます。フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州は、北にある国境付近のエリアです。
フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州は北側はアルプル山脈とオーストリアに接し、南側はアドリア海に面し、 東側にはスロベニアに隣接する国境の州で、ドイツ、オーストリア、ラテン、スラブ文化の影響を強く受けているエリアなんだそうです。また、トリエステ港が交易の要所だったことから、スパイスを使った料理も多いと聞きました。
今回も扉を開けるとシナモンの香りが!
今回の会は、目黒にあるアンティカ・オステリア・ベリッターリアで行われました。在日フリウリ人の方がたくさん集まったので、活気がすごかったです。フリウリの歴史や文化のお話を聴きながら、クラシックな地元料理を楽しみました。特にポレンタとオルゾ(米でつくるリゾットではなく大麦でつくるリゾット的なもの)、煮込み、よかったです。ワインは泡・ロゼを除いて白!でも飲み疲れません。チチニスは、別格で素晴らしかったです。
ATTEMSのワイン醸造家さんが来日されており、ワインの説明をしてくださいました。アンティカ・オステリア・ベリッターリア様、日本リカー様、フリウリ協会の皆様、他ご参加いただいた皆様、とても楽しかったです。ありがとうございました。
サンダニエーレのサルミ
プロシュート(左)とスペック(右)
焼いたポレンタに肉が乗っています。
そしてこれもポレンタです。こんなにゆるやかなものは食べたことがなかったですが単独で美味しいです。
白ワインとフリーコ。今回、お料理のお目当てはこれでした。
チャルソンス!最初は何だ?と思ったパスタですが、ちょっとクセになるんです。シナモンが使ってあって少し甘い、不思議なパスタです。
オルゾ。絶品でした。
【コラム】イタリアワイン紀行(3)パドヴァのトラットリア
どんどん雑になっていきそうな気もしますが、記憶の薄れないうちに書いていきます。
パドヴァ県はヴェネト州にあります。大学もあるし歴史もある、シックな街でした。その後行ったどの街に比べても、落ち着きがあってクラシックな感じがしました。
アンティカなお店に行きました。
全く知らないイタリアンがそこにはありました。馴染みがなすぎでした。
なんか、ほぼ南蛮漬けみたいなやつです
レバーですがクセがないです。
ワインはわからないなりにこれを頼みました。土地のものっぽいです。
ニョッキです。葱感でさわやかな味わい。
またしても全く食べたことのないトリッパです。横にあるのはポレンタですよ!
イタリアにおけるポレンタの幅広さ、奥深さに、この旅の後、私は唸ることになります。
【コラム】イタリアワイン紀行(2)ブレシアのワインショップ
ブレシアのつづきです。
harinezumi-winecellar.hatenadiary.com
ブレシアの街中でいい感じの酒屋さんを発見しました。中にレストランも併設されていて、みんな美味しそうなパスタを食べていました。ぐっとこらえて店内を散策します。
調べたら、いい感じのチェーンでした。
なるほど、だからイタリア全土のワインがあり、イタリア全土に配送もできるのかと納得、当然、instaとFacebookをチェックです。
ここでは、こちらを買いました。
【コラム】イタリアワイン紀行(1)ブレシアのトラットリア
えいやとやらないとやれなそうなので、ここにまとめていくことにしました。イタリア紀行、第1箇所目のブレシア(Brescia)というのは、ミラノ(Milano)から電車に乗ってちょっと行ったところにある、ロンバルディア州の街です。何故ブレシアに行ったかと言えば、それは夜にミラノに着いたがミラノの宿が高かったので、翌日の目的地との間でどこかずらしてみようと思ったからです。
ミラノから列車に乗ります。
駅前にホテルを取りました。駅から市街地が少し離れています。といっても小さな街、10分、15分歩けば中心に行けます。
知人に教えてもらったリストランテやトラットリアから、最も気になったところを。とりあえず場所確認と翌日の予約でと思ったら、ディナータイムに間に合ってしまいました。雨の中濡れていたので、早速入ります。
訪問先は、TRATTORIA URBANA IL MANGIAFUOCO です。
良い雰囲気。
ワインはこれを選びました。
パスタ:Casoncelli Bresciani with Butter and Sage
Casoncelli (カソンチェッリ)はロンバルディアのパスタらしいです。
サルシッチャとフンギとポレンタ
翌日は晴れたので散歩しました。古い劇場後など遺跡も見られる、落ち着いた良い街でした。
他にもチェックしてあった店は下記です。
ロンリープラネットのリンク
【コラム】抜栓後何日目
とあるカンティーナ(ワイナリーのことですがイタリア語です)について知りたい、と話したら、いつものお店で2種類のワイン(白発泡・赤)を出していただきました。しかし、どちらも抜栓後3日目が美味しいと聞いてしまったので、なんとか3日後に来てみたくなりました。
◆抜栓直後
微発泡の白ワイン、これでも十分美味しいのですが…
◆抜栓後3日目
泡は消えているのに、うまみがぎゅぎゅっとなっていてすごい。なんだこれは。
ちなみに、これは別のカンティーナ、抜栓して6日くらいたったものだそうです。
ありえない美味しさ。また新しい境地か。